20世紀において、きわめて有効であった要素還元的世界観(パラダイム)は人類社会に多大な物質的豊 かさをもたらしました。しかし、21世紀を迎えた今、ようやくその限界に直面し、地球環境問題を始め、従来の方法では解決不能な難問に遭遇し、パラダイム転換の必要性が叫ばれています。企業経営全般の あり方についても、部分の総和が全体であるという従来の要素還元的思考を脱して | |
複雑化すると新しい性質を獲得する(創発)、自然に秩序や構造を形成する(自己組織化) |
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といった複雑系としての性質から企業組織を見るとき、従来とは大きく異なるアプローチが適切なものとして現われてくるもののようです。このように現在強く要請されている思考のパラダイム転換は言うべくして決して易しいことではありません。俗に言う「頭では分かっているが…」になりがちですが、その切り替えには、是非とも体で学ぶ体験学習が不可欠になってきます。 当センターでは、1969年に設立以来、カール・R・ロジャース博士の来談者中心カウンセリング、或いはセンシティビティ・トレーニングにおけるTグループ体験など、創業当時よりパラダイム転換のための体験学習の場を提供してきましたが、さらに、新しく創造的イメージワーク・プログラムを取り入れるなど、当センターの独自のノウハウに基づいたセミナーを実施しています。 | |
■ | 当センターの教育訓練プログラムは、人間成長理論を基礎におきエリック・バーン博士やロバート・グルーディング博士の TA(交流分析)やゲシュタルト心理学の理論をとり入れ 臨床心理学の検証を経ています。 |
■ | 精神的に自立し成熟したパーソナリティの個人こそが、リーダーとしてもより良いリーダーシップを発揮するという考えに 立って自立した健康な管理者(個人)の育成を主目標にしています。リーダーシップをとるためのハウツウを教えるもので はなく、体験学習に大きくウェイトを置いています。 |
■ | 問題点を改善するアプローチではなく、各個人の強み(長所)をより引き出す方向で指導していきます。 |
■ | 教育・訓練の成果は、教材やプログラムも重要な要素ですが、それにもましてスタッフの指導力が成否の大きな鍵を握っています。当センターでは多年の経験と専門的研鑽を経たスタッフが責任を持って指導していきます。 |